研究トピックス
松本勇貴先生の論文がMS and related disorder誌に掲載されました
2024/02/09
本邦の入院診療データベースを活用し、多発性硬化症(MS)及び視神経脊髄炎患者(NMO)さんの治療や実態の変遷を明らかにした研究がMS and related disorder誌に受理されました。
・本邦のMS患者さんの入院数は減少し、NMO患者さんは増加している。
・MS及びNMO患者の予後は一貫して改善している。
・予後の改善は入院前に生じており、早期診断、早期治療が関連していると推察される。
上記を明らかにしました。本研究は、MS/NMO患者さんの世界に類をみないビッグデータを用いた検討であり、その点が評価されて受理にいたったものと考えています。
Dynamic changes in patient admission and their disabilities in multiple sclerosis and neuromyelitis optica: A Japanese nationwide administrative data study
文責:松本
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