研究トピックス
【抄読会だより】 2020年1月29日
2020/02/04
Randomized phase 2 study of FcRn antagonist efgartigimod in generalized myasthenia gravis.
Howard JF Jr et al.
Neurology. 2019 Jun 4;92(23):e2661-e2673.
【要旨】
重症筋無力症に対し抗胎児性Fcレセプター抗体Ig G1Fcフラグメントである
efgartigimodの有効性及び安全性を確認するためPhase II studyを実施した。
試験デザインは、無作為化プラセボ対照二重盲検比較試験であり、
一次評価項目は安全性と忍容性とした。
efgartigimodを投与された患者は、全て速やかに全IgG血中濃度及び
Anti-Ach R-Ab濃度の低下を認め、4つの重症度スコアのいずれも改善を認めた。
有害事象は両群に差がなく、安全性に問題はないと考えられた。
三須 建郎
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