研修医・医学生のみなさんへ
私の思う東北大学神経内科のいいところ
僕は、2021年に東北大学医学部医学科を卒業し、仙台市立病院で初期研修を行い、医師3年目に入局しました。2024年現在、病棟勤務をしており、筋萎縮性側索硬化症(ALS)や多系統萎縮症を代表とする変性疾患だけでなく、多発性硬化症、筋炎など様々な症例の診療に取り組んでいます。Common disease と勘違いするほどに出会うALSの患者さんにじっくりと向き合ったり、刻一刻と症状が進行する疾患の治療に取り組んだりと、大学病院での診療は学ぶことが多く刺激的な毎日です。
東北大学病院の専攻医になって良かったことは変性疾患、パーキンソン症候群、多発性硬化症、筋疾患と各分野のプロに教わりながら、診療に取り組むことのできる環境です。最先端の情報や治療はもちろん、診断に難渋する症例での押さえるべきポイントなどを学ぶことができます。珍しい症例では、症例報告の論文についても指導してくださり、私自身も充実した毎日を過ごしています。コロナが収束しつつある中、ポツリポツリと再開しつつある業務時間外での先生方との“お食事会”も非常に楽しく、心温かく指導熱心な先生方に囲まれた素敵な環境です。
野末 圭
研修医・医学生
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