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研究トピックス

【抄読会だより】 2018年1月31日

2018/01/31

 

今週の抄読会ではストレス顆粒に関する以下の最新論文が紹介され、活発な議論がおこなわれました。

Context-Dependent and Disease-Specific Diversity in Protein Interactions within Stress Granules. Markmiller S, et al. Cell 2018; 172(3): 590-604.e13. [PubMed]

【Points】 Big Questions: ストレス顆粒は神経変性疾患、特にALSで病因・病態と密接に関連しているので蛋白ネットワークの全容が知りたい。
Novel Technique:ストレス顆粒の主要蛋白G3BP1と細胞内蛋白ラベリングのためのAPEX2との融合蛋白を活用したプロテオミクス解析。
結論:運動ニューロン・神経突起など細胞種・部位特異的なストレス顆粒構成要素が存在する。UBAP2Lなど新規・ストレス顆粒蛋白を同定。RNAiによりハエALSモデルの表現型を改善。

(担当:鈴木 直輝)

 

 

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