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Aaron Gitler先生講演会
2023/07/31
2023年7月31日月曜17時30分から星陵オーディトリウムにて、未来型医療創造卓越大学院プログラムFM DTS融合セミナーとして、スタンフォード大学遺伝学教室のAaron Gitler先生の講演会を開催しました。東北医学会、CRIETOバイオデザイン部門、Neuro Global Programに後援いただきました。
講演タイトルは“Expanding mechanisms and therapeutic strategies for neurodegenerative disease” でした。神経難病である筋萎縮性側索硬化症（ALS）を中心に、1時間にわたり、Aaron Gitler先生自身が酵母で見出したALS病態修飾因子のAtaxin-2についてのCRISPR screeningなどの最新技術を用いた創薬研究の試み、さらにはGWAS情報などバイオインフォマティクスを巧みに活用しALSで近年注目されているスプライシング異常（Cryptic Exon）による病態解明のお話をしていただきました。中山啓子先生から開会のご挨拶を、大隅典子先生に東北医学会からの記念メダル贈呈を行っていただきました。100名以上の方に集まっていただき、盛会となりました。ご参加いただいた先生方、ありがとうございます。
Aaron Gitler先生は8月1日火曜から開催された第46回日本神経科学大会のALSのシンポジウムでも共同座長・演者としてご登壇いただきました。また7月31日の講演会に先立ち、当科の大学院生・ポスドクとのディスカッションの時間も取っていただき、将来的な共同研究に向けての有益な議論を行うことができました。
Gitlerラボには当科出身の秋山徹也先生も留学中です。益々の研究の発展を祈念しています。
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