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2009年度教室委員会The Best Teacher Awards受賞
2010/07/08
2009年度の東北大学医学部教室委員会The Best Teacher Awardsに当科の菊池昭夫先生(初期研修医が選ぶ教育ベスト1)と鈴木直輝先生(医学科6年生が選ぶ教育ベスト1)が選ばれ、5月の総会で表彰されました。
教室員会だより(Vol.16 No.2)に記載された両先生のコメントを教室員会の許可を得て転載いたします。
初期研修医が選ぶ教育ベスト1
菊池昭夫先生
この度、The Best Teacher Awardsという大変名誉な賞をいただけるとは夢にも思っていませんでしたので驚きとともに大変うれしく思っております。私個人というより、笑顔の絶えないアットホームな神経内科医局全体が評価されたものと思っております。
今回、初期研修医の先生方と接してみて、自分自身の知識のなさ、教えることの難しさに改めて気づかされ、いろんな意味で私自身勉強になりました。また、初期研修医の先生方が何事にも積極的に一生懸命に取り組む姿に、自分自身忘れかけていた初心を思い出させて頂いたような気がします。このような若い先生方と一緒に仕事をすることができたことに感謝するとともに、これを契機により一層診療・教育に日々邁進していく所存でごさいます。今後ともよろしくお願い致します。
医学科6年生が選ぶ教育ベスト1
鈴木直輝先生
2009年度の教室員会The Best Teacher Awardに選んでいただきありがとうございます。この賞も3年目を迎え恒例になってきたと思います。今回、医学科6年生の部門で選んでいただきましたが、自分がSGTで各科を回っていた時は、日によっては(学生からみると)何もイベントが無い退屈な日があったりしました。そんな日も同じグループの同級生達と「今日はこんな面白いことをみつけた」と報告しあい日々成長するようにお互いを鼓舞していたことを思い出します。今、ホスト側の立場になって、学生さんと朝・夕の回診をする中で日々何かしら新しいことを掴んで帰ってもらえるよう心がけています。また知識だけでなく、神経内科で過ごした3週間の経験が医者になってから何かしらの指針となるようにと思って接するようにしています。さらに理想を言えば医師や研究者として生きることの楽しみまで伝えられればと思います。
選考方法によってどうしても偏りが生じるため僕などよりロールモデルに相応しい先生方がたくさんおられると思いますが、今回の受賞を励みにし、研修医・学生の皆さんと一緒に診療し、悩み、調べ、議論し、成長していけるよう引き続き努力いたします。
総会での表彰
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